こどもたちが学校をつくる Peter Huebner

ゲルゼンキルヘンビスマルク総合学校ができるまでのドキュメント。生徒参加を超え、生徒主体で学校がつくられました。かつて炭鉱の町として栄えたルール地方のこの学校では、プロテスタント教会の私立でありながら、イスラム教の生徒(トルコ系住民)が3割をも占めるという状況。学校づくりが、地域づくりと同義であることがうかがえます。そして出来上がった学校の大らかな豊かさには、目をみはるばかりです。

逆照射される、東京。私はやはり老若男女、多種多様なひとたちのいるところに在りたい…そこはつまりは都市、町、村なのであって、建築単体ではないのですね。滑稽なほどに生善説に依拠していることは重々承知。でも、so muss Architektin sein, oder???