2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧
若い人たちと、若者に教育をほどこしてきた世代について。どれもひとまず正しい。与えられるばかりで与えようとしない若者はたしかに多い。だが与えられないことに焦り、思考・行動停止になる若者もそれ以上にいるのではないか。 私のまわりには最近、母親に…
2011年は「色」をテーマに小説を記憶してきました。今年の七色をご紹介します。緑:「緑の家」バルガス・リョサ(ペルー)(1月) 黄:「黄色い雨」フリオ・リャマサーレス(スペイン)(6月) 赤:「蜘蛛女のキス」マヌエル・プイグ(アルゼンチン)(5月) 白:…
うっとうし厚い灰色の雲。それを源から吹飛ばす爽やかな風と温かな陽ざしのよう。自分自身で雲を払拭できずに蹲ってしまうのは、「経験のなさ」を言い訳にしてしまう「勇気のなさ」ゆえか。清清しい自然体で、ときに泥に塗れて生活し、仕事ができたなら、ど…
読みっぱなし書きっぱなしを一挙に消化! 頭も心も師走の大掃除です
画家の個性やら芸術性はともかく、時代の感性があらわれてしまう、それが怖い。 今の日本の感性は、数十年後、どういわれてしまうのだろう?
わが野方の女子アパートを思いました。よくあの模型だらけ、荒れ放題の部屋で生きながらえました。「彼女が自分の部屋に似合わない」の件にはぎくり。 先日素敵すぎる友人宅にお邪魔し、歳相応の人間らしい暮らしをすべきと改めて反省。
江古田のジャズバーのマスターに薦められた一冊。おもしろかった、素直に。勝負のかけひきとはちがい、少々小説も言葉も平坦ではありますが。
この一年読みためてきた本たちの存在を一気に覆し、来年一年すらも左右しかねない作品。改めて別の場でとりあげるべく、短文を書いているところです。
12日に第10回の記事をアップします。今回訪れたのはとある公民館。高齢化・過疎化・車社会そのもの、といった町にできたばかりの建築です。いうまでもなく建物をあつらえただけでは町の起爆剤にはなりえません。それをいかに育てていくのか、ここからは人次…