沖縄学 仲村清司 ☆

悪趣味ではあるが、よその家の書棚を漁るのが好きである。書棚の主が、何を思ってその本を購入したかを想像するのだ。
本書は、佐藤愛子曽野綾子を愛読する祖母がぺろっと読んだという、沖縄雑学書本。なんでも一泊二日(朝5時発、帰りは翌日夜11時)の弾丸沖縄旅行のあとで「おさらい」をしたらしい。内地と全く違う沖縄文化は興味深いが、途中で飽きた。雑学よりも説教くさい本のほうが自分向きとも思う。