世界を変えた10人の女性 池上彰 ☆☆☆

お茶の水女子大学での講義を収録。講義のまとめとして「世界を変えた女性たちの多くに共通する資質とは何か」を学部・学年を異にする学生たちが論じている。わたしは「自由」だと思う。逆説的に聞こえるかもしれないが、直感はそういう。直感は往々にして正しいが、理で考えつめなければならない。
自由を、私自身は解放できずに抱え込んでいる。30歳を目前にした今、その焦りが病となって噴出したのではないだろうか。(一般的な病気のわりに大袈裟に思われるだろうが、実際、精神的なショックが大きい。心身万全だと自負していただけに。)
もうひとつ池上彰に代わってお題を。「世界を変えた11人目の女性に、あなたは誰を選びますか」。ノーベル賞受賞者の選出よりも難しいかもしれない。回答、保留。
アイスランドに絡め、強いて加えるなら、ヨーロッパで最初の女性大統領を生んだのはアイスランドであり(第4代大統領)、初めてレズビアンであることを公言した首相を生んだのもアイスランドだ。ほかの北欧諸国とたがわず、女性の社会新進出が最も進んだ国のひとつといわれている。

※10人=アウンサンスーチー、アニータ・ロディックTHE BODY SHOP)、マザー・テレサ、ベティ・フリーダン、サッチャーナイチンゲール、マリー・キューリー、緒方貞子ワンガリ・マータイベアテ・シロタ・ゴードン