2012-01-29から1日間の記事一覧

続・建築について話してみよう 西沢立衛 ☆

「象の時間と蟻の時間」、ふと思い出すサーリネンのことば。時間のスケール感は、空間のそれよりも得がたい、出自と文化を負うものではないでしょうか。西沢さんの徒然なエッセイ、コルビジェやニーマイヤーに関する文など読み、建築にしろ文学にしろ、縮み…

額縁への視線 小笠原尚司 ☆

デュシャンを知った、高校時代でしょうか。なにかの拍子、絵画の額が気になって仕方なくなりました。ものごとにフレームを与えること、名前、つまり意味を与えること、無意識から意識へ。長いこと、ぼんやり考えてきました。この本は、ようやく、偶然見つけ…